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日本トランスシティ/燃料費の高騰などで当期利益0.5%減

2008年11月11日/決算

日本トランスシティが11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は441億6600万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は20億3200万円(9.8%減)、経常利益は21億3400万円(7.2%減)、当期利益は12億2000万円(0.5%減)と減益となった。

倉庫業は、倉庫保管残高と入出庫に関する取扱量が若干の減少で推移し、物流加工業務については一般消費財を中心に取扱量が堅調に増加した。

港湾運送業は、石炭・コークスなどの輸入原料は上期に一時的に取扱量が増加したが、四日市港でのコンテナ貨物の取扱量は横ばいで推移した。

陸上運送業は、バルクコンテナ輸送の取扱いが堅調に推移し、全体の取扱量については増加した。国際複合輸送業では、海上貨物の輸出の取扱いが若干増加したが、海上貨物の輸入や航空貨物の取扱いは減少した。このため、総合物流事業全体の売上は、435億9千700万円(4.1%増)。

全体の売上高は、前年同期比3.7%増となったが、経常利益では燃料費の高騰や作業費の増加、また、倉庫施設のスクラップ・アンド・ビルドに伴う一時費用の発生の影響などで、前年同期比7.2%減。当期利益についても微減した。

通期の見通しでは、5月13日に発表した業績予測を修正し、売上高は870億円(前回予想比1.1%減)、営業利益は32億円(22.0%減)、経常利益は33億円(19.5%減)、当期利益は19億円(20.8%減)を見込んでいる。

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