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ショーエイコーポレーション/売上27.8%減、営業利益19.1%減

2009年11月10日/3PL・物流企業

ショーエイコーポレーションが11月10日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高47億1200万円(前年同月比27.8%減)、営業利益1億6300万円(19.1%減)、経常利益1億4100万円(27.0%減)、当期利益6700万円(36.4%減)となった。

東京支店の移転に加え、経営資源の効率的利用のため、経費節減と利便性を考え、パッケージプランニング堺センターの大阪生産センターへの移転・集約を進めている。

事業別の状況をみると、パッケージ事業については、顧客の販売促進活動などに適した商品を提案し、要望や消費者ニーズに合わせてパッケージや封入のサービスを提供する企画提案型営業が新規顧客、既存顧客ともに受け入れられた。

中でも新型インフルエンザ発生に伴う衛生用品向け包装材の需要が増加したことから事業全体としての業績は回復基調となり、累計期間の後半ではほぼ前年の水準にまで回復したが、結果として売上減少となった。ナフサなど原料価格の下落によるフィルムなどの原材料費が低下したことにより、売上総利益は増加した結果、売上高は29億1800万円(8.3%減)となった。

メディアネットワーク事業については、主力顧客であるカタログ通販会社のDM広告費全体が減少するなか、中小口案件の獲得を中心に一気通貫サービスの提供や新規顧客の開拓、既存顧客の深耕とあわせ、封筒の販売を強化した。顧客先であるカタログ通販会社などのDM通数の減少や、単価の圧縮などが影響したことにより厳しい事業環境となった。売上高は17億9400万円(46.3%減)となった。

通期の業績予想については、売上高98億6400万円、営業利益4億1200万円、経常利益3億8300万円、当期利益1億8600万円の見通し。

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