LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

JR貨物/10月のコンテナ貨物輸送実績は11.2%減

2009年11月12日/3PL・物流企業

日本貨物鉄道が11月11日に発表した10月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は189万トンと前年同月比11.2%減、車扱いは86万1000トンで0.6%減となった。

10月は台風18号が上陸したほか、下旬に東海道線で人身事故による輸送障害が発生し、月全体では高速貨210本、専貨14本が運休した。荷動きでは、需要不足に伴う生産調整の影響が続き、月全体では低調に推移。コンテナ貨物は自動車部品(20.3%減)、積合せ貨物(13.4%減)、紙・パルプ(9.2%減)など11品目が生産調整の影響などで減少した。

車扱貨物は、石油(8.4%増)、車両(2.7%増)が前年を上回ったが、セメント・石灰石(22.0%減)などが前年を下回った。石油の増加は、昨年の価格高騰で消費が大幅に減少した反動によるもので、セメント・石灰石の減少は、工場の生産設備の不具合と一部顧客の輸送中止によるもの。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース