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国交省/12月の特別積合せ貨物輸送量4.2%増

2010年03月25日/調査・統計

国土交通省が2月26日に発表した12月のトラック輸送情報によると、特別積み合わせ貨物輸送量(調査対象27社)は703万2421トンと前年同月比で約28万トン(4.2%増)増加した。

平均稼働日数は23.6日で0.3日の増加となり、稼動1日当たりの輸送量は29万7401トンと約8000トン(2.7%増)の増加となった。

宅配便(19社)の取扱個数は3億7351万個で約1789万個(4.6%減)減少した。一方、27社の品目別の輸送動向では、工場・生産地からの貨物が増加し、化学工業品が神奈川や大阪、食料工業品が中部、大阪などで増加した。反面、不況に伴う倉庫からの貨物減などで繊維工業品や日用品は減少。金属製品、農水産品も関東、東京などで減少した。

全国の一般貨物トラック事業者(777社)の実績では、輸送量が2.0%増となった。地域別動向では、北海道(3.1%増)、関東(0.7%増)、四国(5.0%増)、九州(28.1%増)の4地域で増加。北海道は動植物性飼・肥料や揮発油などが増加し、関東は畜産品や機械などの輸送量が増加。四国は野菜・果物とその他の石油製品が増加した。九州は砂利・砂・石材、セメントなどの輸送量が増加した。

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