経済産業省が3月31日に発表した「2009年(1~12月)における工場立地動向調査について(速報)」によると、2009年の工場立地件数は873件と前年比757件(46.4%減)減少し、、工場立地面積は1364haと834ha減少した。
前年比で見ると、工場立地件数と工場立地面積は2008年から2年連続で減少した。立地件数の減少率では1974年の52.5%減に次ぐ減少率となった。この大幅な減少は、一昨年来の世界金融危機による景気悪化が影響し、輸送用機械器具製造業などの企業の設備投資計画が凍結や見直されたこと、投資意欲の減退などが要因と考えられている。