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日本郵便/2010年3月期の売上高2.8%減、当期損失474億円

2010年05月17日/決算

日本郵便が5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は1兆8130億4800万円(前期比2.8%減)、営業利益427億7900万円(4.7%減)、経常利益569億9700万円(3.4%減)、当期損失474億9300万円(前期は298億1200万円の当期利益)となった。

利益面では、JPEX株式の評価損とJPEXに対する融資などに係る貸倒引当金繰入額などを特別損失に計上したため、当期損失は474億円となった。

業務量に応じた労働力の適正配置などによる人件費の抑制、調達コストの削減、既存サービスの改善・拡充などを実施した。

日本通運との宅配便事業統合では、事業計画の変更認可が総務相から得られず、昨年10月1日の事業統合を見送ることを決めた。

12月には、日通と設立したJPエクスプレス(JPEX)に係る宅配便事業統合計画を見直し、今年度中にJPEXの資産などで必要なものを承継してJPEXを解散することを決め、ことし2月26日に認可を受けた。

来期は売上高1兆8230億円(0.5%増)、営業損失170億円、経常損失20億円、当期利益180億円を見込んでいる。

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