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経産省/10月の鉱工業生産1.8%低下

2010年12月03日/調査・統計

経済産業省が11月30日に発表した10月分の鉱工業指数速報(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)によると、生産は前月比1.8%低下し、5か月連続で低下した。反面、前年同月比では4.5%上昇となった。

また指数水準は91.1(季節調整済)となり、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、その他工業等が生産低下に寄与した。品目別にみると、普通自動車、小型乗用車、携帯電話の順に低下に寄与している。

出荷は、前月比2.7%の低下と4か月連続して低下(4.4%上昇)となり、指数水準は92.6(同)。出荷の低下に寄与したのは輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、金属製品工業等であった。

在庫は前月比1.5%の低下と3か月ぶりの低下(3.3%上昇)。指数水準は96.1だった。在庫の低下に寄与した業種は、情報通信機械工業、輸送機械工業、電機機械工業等であった。在庫率は、前月比7.6%の上昇と2か月連続の上昇(1.4%の低下)。指数水準は117.1。

製造工業生産予測調査によると、11月は前月比1.4%の上昇、12月は1.5%の上昇だった。11月の上昇は、一般機械工業、輸送機械工業、電機機械工業等によるもので、12月の上昇は輸送機械工業、その他、情報通信機械工業等による。なお、10月の実現率は0.9%、11月の予測修正率は0.7%となった。

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