(株)ミスミグループ本社は、平成19年9月期決算で、フロントエンド(顧客サービス面)においては東日本における自社配送センター設立に着手したとしている。
日本では、前年同期には行わなかったカタログの発行、将来を見越したロジスティクス改革、生産プロセス改革などの投資を行った結果、減益となった。
同社での中長期的な会社の経営戦略では、北米と日本を中心にウェブによる受注機能を向上させたことに見られるように、ウェブ受注体制の充実も今後とも重要な戦略と捉えている。
また、2005年4月の駿河精機との統合以降、製販一体のグローバル展開を加速させており、ポーランドでは、駿河精機の生産拠点がことし7月から操業を開始しており、欧州においても、ミスミQCTモデルをセットで展開できる体制が整ったという。