SBSホールディングスが11月14日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は1058億9400万円(前年同期比5.3%減)、営業利益26億700万円(57.9%減)、経常利益30億9700万円(57.3%減)、当期利益6億6800万円(82.8%減)と減収減益となった。
サービスの高度化や積極的な営業展開で受注拡大を図った。並行して業務効率化、支店統廃合や物流施設の入れ替えなどでローコスト体質の定着に努めた。しかし、前第3四半期にオフィスビルの信託受益権売却益の反動減があり結果的に減収となった。
利益面でも同様の反動減で前期より減少した。物流や人材などの主力事業では、前期に売却したダックの減少影響や燃料費急騰による原価増は見られるが、売上・利益ともに前期並みは確保した。
通期は燃料費高騰などが下火になったとして、特に予測に修正はないが売上高1450億円(1.4%減)、営業利益40億円(41.1%減)、経常利益48億円(39.3%減)、当期利益30億円(26.0%減)と減収減益傾向がまだ残る見通し。