SBSホールディングスが5月13日に発表した2010年12月期第1四半期業績によると、売上高は271億400万円(前年同期比8.1%減)、営業利益6億7900万円(66.8%増)、経常利益8億9200万円(55.3%増)、当期利益5億8800万円(前期は1億1700万円の当期損失)となった。
売上高は、昨年3月末にメーリングサービス事業の子会社を売却した影響により271億400万円(8.1%減)と減少した。前期から取り組んでいたあらゆるコストをゼロベースから見直す対策が進みし、営業利益は6億7900万円(66.8%増)だった。
当期利益は、前第1四半期のような有価証券評価損失などの特別損失が発生しなかったことにより、5億8800万円となった。
グループの主力である物流事業は、新たに大手オフィス用品販売企業やネット通販企業向けの物流センター業務を相次いで立ち上げるなど事業拡大に取り組んだが、既存顧客の物流量の低迷が続き、売上高は249億4700万円(2.1%減)、営業利益は、昨年来のコスト削減努力により4億7100万円(19.7%増)となった。
通期の業績は、売上高1160億円、営業利益32億円、経常利益30億円、当期利益20億円の見通し。