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タイ洪水被害/日系企業の被害深刻

2011年10月13日/生産

タイの洪水被害については、10月13日も各企業から発表が続いている。

日東工業は、ロジャナ工業団地に入居している子会社が、工業団地のすべてのゲートが封鎖されたため、操業を停止している。工場内の詳細な状況は把握できていない。

北川工業は、ハイテック工業団地にある子会社は浸水被害を受けていないものの、近隣の堤防に決壊の恐れが出たため、従業員の安全を考慮し、10月13日より工場の操業を一時見合わせている。

黒田電気は、ロジャナ工業団地にある子会社2社が浸水被害を受け、10月10日より工場の操業を停止。洪水対策本部をバンコクオフィスに設置し被害状況等の情報収集につとめている。

東京特殊電線は、ロジャナ工業団地にある子会社の工場建屋が浸水し、操業を停止中。工場内の被害は確認できない状況。

三光合成も、ロジャナ工業団地にの子会社が浸水被害を受けている。なお、同国のラヨーン県の子会社は、被害はなく稼動している。

東洋製罐は、ロジャナ工業団地にある子会社3社が被害を受け、建物が浸水するなどの被害を受けており、10月7日より操業を停止している。

三ツ星は、子会社がロジャナ工業団地にあることから、現在操業を停止中。立ち入り困難なため、工場内の詳細な状況把握ができていない。

エンプラスは、アユタヤ県にある子会社が被害を受け、工業団地に避難勧告が出たため操業は一時停止状態にある。

千代田インテグレは、子会社がタイ・アユタヤ県のハイテック工業団地にあることから、浸水被害を受けていないものの、工業団地裏手のチャオプラヤー川支流の水位が上昇しており、従業員の安全を考慮し、工場の操業を一時停止している。

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