ニチレイフレッシュ、信州ハム、豊田通商は1月28日、ベトナム国内市場でハム・ソーセージなどの食肉加工品販売事業に参入したと発表した。
2010年12月に3社で食肉加工品販売会社を設立し、2月下旬からの現地販売開始に向けて準備中だ。
<販売を開始する商品>
製造は、高級品や小規模ロットで生産が得意な信州ハムが品質管理・技術指導を担当し、大消費地のホーチミンシティ近郊の畜肉加工メーカーへ委託。「信州(SHINSHU)」という漢字のブランド名を採用したことで、安全・安心・高品質を前面に押し出した食肉加工品生産を目指す、としている。
一方、ニチレイフレッシュは日本国内での経験を活かし、販売・マーケティング面での支援を担当。豊田通商はベトナムでの事業経験に基づき、全体的な戦略策定や事業運営を担当する。
■新会社概要
会社名:SHINSHU NT Co., Ltd.
所在地:ベトナム社会主義共和国Dong Nai省
設立:2010年12月27日(販売許可取得予定:1月下旬~2月初旬)
資本金:65億VND(約3000万円)
出資比率:信州ハム 33%、ニチレイフレッシュ33%、豊田通商34%(内、豊田通商ベトナム9%)
事業内容:ハム・ソーセージなどの食肉加工製品製造委託・販売
従業員数:10名