マルイチ産商は2月8日に発表した2011年3月期第3四半期決算で、水産事業セグメントで、センターフィー等の販売コストが上昇したものの、ITを活用した受発注・物流のしくみなどの構造改革を継続して推進し、さらなるコスト削減を図るとしている。
畜産事業セグメントでは、利益面について、システムを活用した食肉の生産から加工、販売に至るSCMの革新を進めたが、コスト削減を実現するには至らなかったとしている。
なお、物流事業、冷蔵庫事業を行う関係会社のマルイチ・ロジスティクス・サービスでは、物流受託業務の拡大を推進したことから、売上高が大幅に伸長したという。