ニチレイ・ロジスティクスグループは2月15日、ニチレイ・ロジスティクス関東の東扇島物流センターが稼動したと発表した。
<東扇島物流センター>
センターは、保管事業を担うニチレイ・ロジスティクス関東と、輸配送業務を担うロジスティクス・ネットワークからなる複合型物流拠点。
4万433トンの設備能力を有し、ニチレイロジグループ内でも最大規模の設備能力を誇る。構造面では、免震装置を導入し世界最高水準の地震対策を組んでいる。また、コンベア式高周波解凍機を設置した解凍室の他にも食品原料の軽加工処理を行う加工室も完備している。
さらに、セキュリティー面では、最新の顔認証システムを導入し監視カメラと組み合わせることで、より万全なセキュリティー体制を実現した。
京浜港湾地区の複合型物流拠点として、効率的かつ高品質で付加価値の高い物流サービスの提供を目指すとしている。
■東扇島物流センターの概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島6-15
構造:冷蔵庫棟:鉄筋・鉄骨コンクリート免震構造5階建
事務所棟:鉄筋耐震構造3階建
設備能力:4万433トン(F級冷蔵庫:3万5899トン、FC級冷蔵庫:4534トン)1~5階荷捌スペース0℃設定、加工室(357.9㎡)、解凍室(358.2㎡)、リパック室(281.5㎡)完備
昇降設備:荷役用エレベーター2基、人荷用エレベーター1基、荷役用高速搬送機8基、デバンダー3基、ドックレベラー15基
接車バース32基
ニチレイ/ウェブメディアで新コンテンツ、江戸時代と現代の物流比較