住友金属は2月21日、日本(住金鹿島製作所)と韓国(現代重工業ウルサン造船所を結ぶ、日本初となる厚鋼板輸送専用RORO船が就航したと発表した。
<厚鋼板輸送専用RORO船>
RORO船は、従来のクレーンによる荷役の必要な船と比較して、輸送効率化を達成。鹿島港専用に現代重工業が設計・建造したRORO船の就航で、両社の取引関係をより強固にするとしている。
積載量が従来3000トンに対して約5500トンと大幅に増加し、荷役時間は約6日が約1日に短縮し、年間輸送量が92往復が50往復に減少する。このため必要隻数は従来の3隻に対して1隻で可能となる。
国交省/中・長距離フェリー、RORO船、内航コンテナ船の積載率動向(2024年4~6月)