国土交通省は3月3日、企業の鉄道輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としたエコレールマーク認定商品を新たに1件認定し、合計70件になったと発表した。
今回エコレールマーク認定商品で認定されたのは東レの「テトロン」。また、エコレールマーク認定企業には富士通やサントリーフーズなど新たに8件を認定し、合計73件となった。
認定は24回目となる「エコレールマーク運営・審査委員会」(委員長苦瀬博仁東京海洋大学理事・副学長)が3月2日に開催され決定したもの。
なお、「エコレールマーク認定商品」は、500km以上の陸上貨物輸送のうち、30%以上鉄道を利用している商品、「エコレールマーク認定企業」は、500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業で、かつ数量で年間1万5000トン以上または、数量×距離で年間1500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業になる。