住友大阪セメントは5月2日、福島県郡山市の下水処理場「県中浄化センター」の下水汚泥から放射性セシウムが検出されたため、栃木工場からのセメントの出荷・生産を停止すると発表した。
同社も県中浄化センターからの下水汚泥をセメント工場で原料として使用していたためで、安全確認が出来るまで、郡山市の県中浄化センターからの下水汚泥の受入れを中止する。
3月12日以降に製造したセメントに関しては至急、放射性関連の調査を行うとしている。なお、栃木工場での震災後の下水汚泥使用期間は3月12日から4月30日までで、下水汚泥使用数量は928トン。