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東陽倉庫/3月期の売上高6.2%増、営業利益40.0%増

2011年05月11日/決算

東陽倉庫が5月11日に発表した2011年3月期決算は、売上高203億5500万円(前年同期比6.2%増)、営業利益8億円(40.0%増)、経常利益8億6500万円(40.4%増)、当期利益6億100万円(85.1%増)となった。

国内物流事業では、既存荷主への深耕営業により、日用品・食料工業品の新規取扱いが増加した。また、流通加工業務が増加したことや顧客の物流拠点の再編により貨物が当社に集約されたことにより取扱・在庫量ともに堅調に推移した。

倉庫貨物取扱高は、145万1000トン(前期比2.3%増)、保管貨物期中平均月末残高は、7万3000トン(前期比2.6%増)、陸上運送取扱高は、83万2000トン(前期比0.9%増)となった。

この結果、同部門の売上高は108億7700万円となり、前期に比べて4億700万円(3.9%)の増収となった。また、セグメント利益(経常利益)は10億500万円となり、前期に比べて5300万円(5.6%)の増益となった。

国際物流事業は、農産品をはじめとした輸入貨物及び新興国向け輸出貨物の取扱い増加、国際複合輸送部門の回復などにより、港湾貨物総取扱高は206万6000トン(前期比8.2%増)、保管貨物期中平均月末残高は、7万6000トン(前期比16.2%増)陸上運送取扱高は、122万4000トン(前期比12.7%増)となった。

この結果、同部門の売上高は90億5400万円となり、前期に比べて8億4800万円(10.3%)の増収となった。また、セグメント利益(経常利益)は4億4200万円となり、前期に比べて3億2100万円(266.8%)の増益となった。

来期の業績予想は、売上高206億円(1.2%増)、営業利益8億円(増減なし)、経常利益8億7000万円(0.6%増)、当期利益5億円(16.8%減)を見込んでいる。

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