兵機海運が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高124億8400万円(前年同期比11.2%増)、営業利益1億6000万円(358.7%増)、経常利益5300万円(7400万円の経常損失)、当期利益4500万円(222.0%増)となった。
内航事業では、燃料油の高値推移が続くなか、鉄鋼輸送の本格的回復には至らないものの、着実な集 荷営業を進めてきた。また、リーマンショック以降の傘下船主経済の疲弊に対し、輸送サービスの安定供給と共存体制の保持を重視した経営姿勢で対処した。
来期の業績予想は、売上高130億円(4.1%増)、営業利益3億円(86.3%増)、経常利益2億円(272.9%増)、当期利益1億2000万円(754.0%増)を見込んでいる。
兵機海運 決算/4~6月の売上高は33.9億円、営業利益1.8億円