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東洋エンジニアリング/インドネシアでブタジエン製造設備を受注

2011年06月08日/物流施設

東洋エンジニアリングの韓国現地法人Toyo-Koreaは6月6日、インドネシア最大の石油化学会社チャンドラアスリ社の子会社インドネシアペトロケミカルブタジエン社が、ジャワ島西部チレゴンに建設する、年産10万トンのブタジエン製造設備を受注したと発表した。

本プラントは、インドネシア初のブタジエン製造設備で、隣接するチャンドラアスリ社のエチレン製造設備(年産60万トン、TOYOにより95年完成)から原料の供給を受ける。

製品は、成長著しい自動車用タイヤの主要原料である合成ゴム製造用に使用。Toyo-Koreaは、独BASF社と米ルーマス社の保有技術をベースに、設計から工事/試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。客先の総投資額は約1.1億ドル、プラントの完成は2013年を予定している。

■受注概要
客先:インドネシアペトロケミカルブタジエン社
受注者:Toyo Engineering Korea Limited
設備:年産10万トン ブタジエン製造設備
建設地:インドネシア ジャワ島西部 チレゴン
ライセンス:独BASF社と米ルーマス社
役務内容:設計・調達・建設・試運転までの一括請負(EPC/LS契約)
完成予定:2013年
客先総投資額 約1.1億ドル

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