国土交通省は6月21日、いすゞ自動車からリコールの届け出があったと発表した。
届け出があったのは、いすゞ自動車のギガLKG-CYJ77Aなど、1車種計30型式の3100台。
不具合の部位は内圧容器とその附属装置(エアタンクブラケット)。
性能と状況では、大型トラックのブレーキ等のエアタンクにおいて、エアタンクブラケットの強度が不足しているため、車体振動等により当該ブラケットに亀裂が生じることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、エアタンクブラケットが折損し、最悪の場合、エアタンクが脱落するおそれがある。
改善措置では、全車両、エアタンクブラケットを対策品に交換する。なお、部品の準備に時間を要するため、暫定措置として当該ブラケットを点検し、損傷している場合は、補強プレートを追加し補修する、としている。
なお、現在までに不具合件数は12件報告されているが、事故は無い。
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