商船三井は6月29日、アジア-南米東岸サービス(CSW)を強化し、それにより、新たな船隊およびスケジュールで、効率的かつ高品質なサービスを提供し、顧客へのニーズに対応する、と発表した。
強化のために、今年7月から2012年にかけて、5600TEU型の新造コンテナ船を計10隻順次投入して、現運航船と入れ替える。同船型のコンテナ船は、喫水の浅い南米東岸航路向けに新たに開発・設計されたもので、高い積載能力と優れた燃費性能を併せ持つ点が特長。
また、現在の12隻体制に1隻追加投入して13隻体制とし、より余裕を持たせたスケジュ-ルに変更することで、一層安定したサービスを構築する。(1航海の航海日数は91日となる)
■5600TEU型新造コンテナ船概要
全長:275.1m
全幅:40m
喫水:14.00m
積貨重量:71,407トン
建造場所:現代重工業(三湖)建造
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