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日本郵船、伊藤忠商事/20年間のFPSO長期傭船契約を締結

2011年07月15日/未分類

日本郵船と伊藤忠商事は7月15日、両社が新たに設立した合弁会社 を通じて、SBM Offshore(オランダ、以下「SBM」)、Queiroz Galvao Oleo e Gas(ブラジル、以下「ケイロス」)と共同でFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)を保有・操業する合弁会社を設立したと発表した。

<FPSO Cidade de Paraty」完成予想>
20110715nykito - 日本郵船、伊藤忠商事/20年間のFPSO長期傭船契約を締結

また、ブラジル国営石油会社Petroleo Brasileiro S.A.(以下、「ペトロブラス」)を開発オペレーターとする、ブラジル沖BM-S-11コンソーシアム(ペトロブラス社、BG E&P do Brasil LTDA、Petrogal Brasil LTDA)との間で20年間のFPSO長期傭船契約並びにFPSOの操業を請け負うオペレーション・サービス契約を締結した。

これにより、日本郵船はこのFPSOおよび陸上操業事務所に人員を派遣し、FPSOの操業に本格的に参画することになる。

本FPSOは、大型原油タンカーを改造して建造され、完工後に「FPSO Cidade de Paraty」と命名、ブラジル沖合超大水深プレソルト層にあるLula Nordeste(ルラノルデステ)油田の開発に投入される。本FPSOは、2013年第2四半期から先の油田で原油生産を開始する予定。

■FPSO概要
原油生産能力:12万バレル/日
ガス生産能力:500万立方メートル/日
原油貯蔵能力:160万バレル
水注入処理能力:15万バレル
係留方式:スプレッド・ムアリング方式
参画比率は、日本郵船:17.5%、SBM:50.5%、ケイロス:20.0%、伊藤忠商事:12.0%

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