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テルモ/BCPの観点から物流機能を東西に分散

2011年10月12日/SCM・経営

テルモは10月11日、BCP(事業継続計画)の観点から、東京で集中管理していた受注業務機能を分散するため、大阪に国内CSセンター大阪分室を開設し、業務を開始したと発表した。

同社は、東日本大震災で社契約先の物流倉庫が被災したことで、東京のセンターで行う受注業務や、配送に影響を受けた。

このため、災害等のリスク発生時に、物流を滞らせないよう機能分散する必要があると判断し、国内東西2か所での業務体制を整えたもの。

また、分室の開設のため、オペレーションの標準化や電子化を行うなど、業務効率の向上も図っている。今後もBCPの観点から国内物流を見直し、災害時にも医療現場へ製品を届けるための体制を強化する。

■国内CSセンター大阪分室
住所:大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル1F

■国内CSセンター
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-44-1

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