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タイ洪水被害/再開相次ぐ

2011年11月14日/生産

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ホンダは二輪車が部品の供給が再開されたため11月14日より、一部のモデルで生産を再開した。

四輪車生産拠点は、調達部品の供給停止の影響により10月4日から生産活動を停止し、その後、10月8日から始まった浸水被害が現在まで継続しているため、生産再開の見通しが立っていない。

日産自動車は操業停止していた子会社を、予定通り14日から一部生産を再開した。

日野自動車は現地法人のタイ日野製造が11月14日より、トラック生産ラインを再開した。トヨタ向けIMVユニット生産ラインは18日まで稼動を中止し、その後はタイトヨタのIMV生産ラインの稼働状況に連動する。

羽村工場のトヨタSUV車の生産ラインは18日まで稼働時間を調整するが、21日から25日まではほぼ通常レベルで稼動する。

日本電産はランシット工場、アユタヤ工場の操業再開に続き12日より、洪水被害のないラヨン県に工場を借り受け、バンガディ工場の代替生産を開始した。

エプソンはタイ洪水被害の影響による通期連結業績予想の修正を発表した。それによると、売上高は30億円減の9070億円、営業利益は20億円減の310億円、経常利益は20億円減の290億円、当期利益は20億円減の80億円と修正した。

YKK APは12月1日より発売を予定していた、新世代ドアキーシステム「スマートコントロールキー」の発売を4月に延期する。今回、タイでの大規模な洪水被害の影響により、生産委託先の工場が生産活動を停止し、一部の部品調達が困難な状況となったことによる。

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