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パテント・リザルト/昇降装置関連技術の特許総合力ランキングを発表

2011年11月17日/調査・統計

パテント・リザルトは11月17日、1993年から2011年9月末までに公開された昇降装置関連技術全般の特許群を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計し発表した。

それによると、集計1位は豊田自動織機、2位に日本輸送機、3位にアイチコーポレーションとなった。

1位の豊田自動織機は他社と比較すると、優先権証明書請求など「権利化意欲の高さ」に関する項目のほか、他社特許の拒絶査定に引用された件数や情報提供回数、包袋閲覧回数など、「他社牽制力」に関する項目の割合が圧倒的に高く、これらの結果が総合力1位に結びついていると言える。同社の注目度の高い特許には、バッテリー消費を低減するための「バッテリー式フォークリフトの電源装置に関する技術」などがある、としている。

また、2位の日本輸送機は、「フォークリフトのパレット固定に関する技術」や回生効率を向上するための「各種バッテリ式産業車両の荷役回生システム」などが、3位アイチコーポレーションは作業台上やステップ上の作業者の安全を確保するための「高所作業車の安全装置に関する技術」などが注目度の高い特許として挙げられる、としている。

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