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米国向け海上コンテナ貨物量/5月は0.4%減

2025年06月26日/調査・統計

デカルト・データマインは6月26日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の5月分統計データを発表した。

<日本発米国向けコンテナ貨物量(荷受地ベース)推移>20250626datamyne1 - 米国向け海上コンテナ貨物量/5月は0.4%減

データによると、5月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万3000TEUと前年から0.4%減少した。

<日本荷受地ベース vs 直航・TS比率>
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第3国へのトランシップ貨物は1万8740TEUで、前年比10.2%増(韓国3.9%増、中国45.1%増、台湾11.7%増、シンガポール58.3%減)。TS率は35.4%だった。

<日本発母船直航分・日本港別TEU>
20250626datamyne3 - 米国向け海上コンテナ貨物量/5月は0.4%減

日本発母船積みベースでは前年比5.6%減の3万4413TEU。2025年累計では前年比5.6%減で、特に東京港が11.0%減と突出しており、特定の船会社の貨物がジェミニコーポレーションの上海ハブ積みに移ったことによる減少があった。

<日本荷受地ベース統計品目(HS Code)別貨物量推移>
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日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比5.6%減、自動車関連が10.4%減、タイヤを含むゴム類が3.1%増、プラスチック類が1.8%減など。大きく伸びたのは電気類で、22.8%増だった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL:090-6509-2632
URL:https://www.datamyne.ne.jp/
メール:kshimizu@datamyne.jp

米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

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