デカルト・データマインは6月26日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の5月分統計データを発表した。
データによると、5月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万3000TEUと前年から0.4%減少した。
第3国へのトランシップ貨物は1万8740TEUで、前年比10.2%増(韓国3.9%増、中国45.1%増、台湾11.7%増、シンガポール58.3%減)。TS率は35.4%だった。
日本発母船積みベースでは前年比5.6%減の3万4413TEU。2025年累計では前年比5.6%減で、特に東京港が11.0%減と突出しており、特定の船会社の貨物がジェミニコーポレーションの上海ハブ積みに移ったことによる減少があった。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比5.6%減、自動車関連が10.4%減、タイヤを含むゴム類が3.1%増、プラスチック類が1.8%減など。大きく伸びたのは電気類で、22.8%増だった。
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