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キユーソー流通システム/2011年9月期の売上高3.3%増、営業利益11.9%増

2012年01月11日/決算

キユーソー流通システムが1月11日に発表した2011年11月期決算によると、売上高は1401億2400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益19億3200万円(11.9%増)、経常利益19億7100万円(24.9%増)、当期利益4憶8900万円(20.8%増)となった。

倉庫事業収益は既存取引の売上高減少が影響したものの、共同物流の売上高が増加し増収となった。一方、利益面は拠点再編などによる固定費削減が進捗したものの、既存取引の減収にともなう採算悪化や老朽化設備の修繕などで営業損失が増加した。

この結果、倉庫事業売上高は207億2600万円と前期に比べ2億7400万円(1.3%増)の増収、営業損失は11億8300万円と前期に比べ4億6800万円(前期は7億1400万円の営業損失)の増加となった。

運送事業収益は既存取引の売上高減少が影響したものの、共同物流の領域拡大や新規取引先を受託した専用物流が伸長し増収となった。利益面は燃料調達単価上昇の影響はあったものの、売上高が堅調に推移したことや、運送業務の合理化改善進捗などにより増益となった。

この結果、運送事業売上高は1052億500万円と前期に比べ35億3300万円(3.5%増)の増収、営業利益は30億600万円と前期に比べ7億8500万円(35.4%増)の増益となった。

来期の業績予想は、売上高1380億円(1.5%減)、営業利益21億円(8.7%増)、経常利益20億9000万円(6.0%増)、当期利益6億5000万円(32.7%増)を見込んでいる。

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