イヌイ倉庫が2月7日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高61億4200万円(前年同期比5.0%減)、営業利益6億4400万円(11.1%増)、経常利益5億1200万円(21.8%増)、当期利益1億5400万円(1.2%減)となった。
物流事業は、貨物取扱量の減少による影響があったものの、神戸みなと倉庫(賃貸物流施設)の稼働率向上による収益寄与があり、売上高は23億8000万円(前年同期比2.4%増)となった。
セグメント損益は、業務効率化の更なる推進等により前年同期比2億7900万円と大きく増益となったものの依然として償却負担が大きく、1億1100万円の損失となった。
通期は、売上高80億2900万円(7.0%減)、営業利益7億2200万円(3.3%増)、経常利益5億300万円(0.0%)、当期利益2億9900万円(-)の見通し。