イーソーコは3月29日、運営する物流不動産のポータルサイト「イーソーコ.com」の貸し倉庫などの登録物件数が、3万件を突破したと発表した。
2008年12月に刷新して以来、登録物件数は伸び続け、2009年3月に登録物件数が1万件を突破してから、3年で3万件を突破することとなった。
全国各地で「イーソーコ.com」のシステムをASPを利用している企業との連携も強化され、関東圏以外での登録物件数の増加、成約も増えている。
外部要因では昨年3月の東日本大震災以降、「震災対応」がより注目されている。壊れず揺れも抑えて、保管している荷物の被害を軽減する制震、免震性能を持っているメガ倉庫が着目されており、メガ倉庫への集約移転により、既存の中小倉庫に空きが発生する「玉突現象」が加速すると考えられる。
「イーソーコ.com」は、誰でも、簡単に、無料で利用できる物流不動産の掲示板サイトをコンセプトにしてきた。その結果、日本最大級の物流不動産のポータルサイトへと成長し、その物件数の多さから、問い合わせも多数寄せられるようになったとしている。
