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UPS/1~3月期の売上高4.4%増、営業利益6.8%増

2012年05月01日/決算

UPSが4月27日に発表した2012年第1四半期の業績は売上高が131億4000万ドル(前年同期比4.4%増)、営業利益は15億7000万ドル(6.8%増)だった。

希薄化後1株あたり利益が前年同期を10%上回る1.00ドルに達した。米国国内とサプライチェーン/フレート部門の営業利益は、それぞれ13%、19%増と大幅な伸びとなった。

前年同期比4.3%増となる約10億個の貨物を配達した。eコマースの急成長に伴う軽量貨物の輸送ソリューションへの需要の高まりが寄与した。

米国国内売上高は1日あたり平均取扱量の4.5%増に牽引され、6.1%増加。営業利益は、営業利益率の70ベーシスポイント拡大により、13%増。

国際小口貨物部門の売上高は、2.3%増加して29億7000万ドルとなった。アジア発貨物が引き続き低調なことに加え、域内輸送の取扱量増加もイールドにマイナスの影響を及ぼした。

UPSの輸出貨物取扱量は、引き続き市場平均を上回る5.4%増を達成。特にヨーロッパ、アジア域内、メキシコにおいて堅調な伸びを見せている。営業利益率は、燃料費の高騰や商品嗜好の変化、貿易パターンのシフトが影響し、13.8%に低下。

サプライチェーン/フレート部門は売上高が1.3%増加し、営業利益は19%増。フォワーディング事業では、生産性向上に加え、カスタムソリューションと通関サービスの成長が貢献し、営業利益率の拡大を達成した。

ヘルスケア・ソリューションに対する需要の高まりで、ロジスティクス事業部門に売上高を増加した。

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