トヨタ紡織は5月18日、ドイツの子会社BAE社が、チェコ共和国で自動車用内装部品の生産会社を設立と発表した。
トヨタ紡織がチェコに生産拠点を設けるのは、初めてで、2013年中ごろに生産を開始する計画。
BAE社は、トヨタ紡織が欧州部品メーカーの内装事業を取得し、2011年7月より営業を開始。BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲングループ、オペルなどドイツ大手自動車メーカーのドアトリムや天井をはじめとする内装部品を開発・生産している。
新会社の概要
会社名:紡織オートモーティブチェコ)
所在地:チェコ共和国ピルゼン州ピルゼン市
代表者:原保信(トヨタ紡織ヨーロッパ会長兼紡織オートモーティブヨーロッパ会長)
生産品目:自動車用内装部品
資本金:7,500万チェコ・コルナ(約3億円)
株主構成:紡織オートモーティブヨーロッパ99.97%、トヨタ紡織ヨーロッパ0.03%
従業員数:約50名(生産開始時)