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企業の海外進出/3年で1.4倍に

2012年06月05日/調査・統計

帝国データバンクは6月5日、企業の海外展開・海外進出について調査結果を公表した。

今後2~3年で海外進出を見込む企業が2011年度比1.4倍になるとしている。2011年度に海外進出した企業は9.8%。一方、今後2~3年の間で予定・検討している企業は13.7%。製造業やサービス業で多く、特に「精密機械、医療機械・器具製造」では約3割で全51業種中1位。

海外進出のきっかけでは、「国内市場の縮小」が45.1%で最多。自社が海外進出するきっかけについて、国内市場が縮小すると見込まれることと同時に、新たな事業の展開を図るために進出するという前向きなきっかけも高く、両者が海外進出の二大理由となっている。

また、海外事業の障害・課題では、「文化・商習慣」「法規制・制度」の違いが3割超となった。

行政に期待する支援サービスでは、「法規制・制度調査支援」が34.2%で最多。海外進出の意向がある企業では半数近くに達し、行政の支援に対する期待は大きい。

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