キリンビールは6月13日、日本山村硝子と共同で140gの国内最軽量びんを開発したと発表した。
今回の開発により重量を約2割軽減し、国内最軽量を更新した。これにより、従来びんに比べ、製造時のCO2排出量は1本あたり23g削減できる。
軽量化にあたり、口部の内側をへこませる成形方法を開発。また、強度を維持するために、金型の形状と成形条件の最適化を図り、接触部分の肉厚を確保した。さらに、びん底のコーナー部の曲面径を大きくし、成形の際に肉厚を確保しやすい形状とした。
軽量化以外においても、口径を33㎜と広めに設定することで、口当たりがよく、香りが広がる広口びんにした。また、500ml缶と胴径、高さを揃えるなど、小売店の店頭での陳列の利便性も追求した。