日本郵船が7月31日に発表した2013年3月期第1四半期決算によると、売上高4775億9700万円(前年同期比6.7%増)、営業利益68億7200万円(前年同期は104億1200万円の営業損失)、経常利益48億2400万円(前年同期は101億6400万円の経常損失)、当期損失13億3000万円(前年同期は71億5100万円の当期損失)となった。
減速航海等のコスト削減に引き続き取り組んだものの、燃料油価格の高騰により売上原価は前年同期比3.3%増となった。
販売費と一般管理費の削減が奏功し、営業損益は増加し、売上高営業利益率は前年同期の2.3%減から1.4%増へと、3.7ポイント上昇した。
投資有価証券評価損等の発生により、当期損失となった。
通期は、売上高1兆9600億円(8.4%増)、営業利益500億円(-)、経常利益400億円(-)、当期利益200億円(-)の見通し。
乾汽船 決算/4~6月の売上高6.6%増、営業利益122.9%増