日野自動車は8月1日、小型トラック「日野デュトロ」を改良して、9月3日に発売すると発表した。
<日野デュトロ ハイブリッドTQG-XKU710M-TQUMCワイドキャブ ロングボデー(オプション装着車)>
<日野デュトロTKG-XZC605M-TQMMB標準幅キャブ 標準長ボデー(オプション装着車)>
従来オプション装備としていた「電動格納式ミラー」を標準装備とするとともに、スタンダードグレードにもAM/FMラジオを標準装備とし、商品力を向上させている。
132kW(180PS)エンジン搭載車型も2010年(ポスト新長期)排出ガス規制に対してNOxとPMを10%以上低減し、日野デュトロの全ての車型が低排出ガス車となった。
132kWエンジン搭載車の内、最大積載量が4トンを超える車型については2015年度燃費基準を達成した。
2013年1月から適用される灯火器に関する保安基準の改正に適合させるため後部反射器を追加装着している。
今回の改良により日野デュトロは132kWエンジン搭載の一部車型を除き2015年度燃費基準達成車となった。2
015年燃費基準達成車はエコカー減税の対象となり、仕様によって自動車取得税と自動車重量税が免税、または50%の減税となる。
年間販売目標台数は日野デュトロシリーズ全体で1万5000台。