LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





新日鉄/東南アジア・米国で豪州企業と合弁

2012年08月15日/生産

新日本製鐵は8月13日、豪州BSL社と東南アジア・米国で展開する建材薄板事業につき、新日鉄グループとしてBSL持分の50%を取得し、両社を50:50の合弁事業とすることで合意した。

合弁事業への出資額は、グループで約443億円(新日鉄約416億円、日鉄住金鋼板約27億円)となり、2013年3月末までの取得手続き完了を見込んでいる。

合弁事業は、BSLのタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、米国の溶融亜鉛めっき鋼板・塗装鋼板事業(めっき能力約140万トン/年、塗装能力約65万トン/年)とタイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、米国の建材薄板加工製品事業。

新日鉄は、合弁会社の経営に参画するとともに、合弁会社に対し、溶融亜鉛めっき鋼板の原板(熱延鋼板、冷延鋼板)を安定供給する。

合弁事業概要
グループ名称:NS BlueScope Coated Products(予定)
出資比率:新日鉄50%、BSL50%
事業内容:溶融亜鉛めっき鋼板、塗装鋼板、建材薄板加工製品の製造・販売
主要設備:冷延能力80万トン/年、溶融亜鉛めっき能力140万トン/年、塗装能力65万トン/年、建材加工拠点25拠点

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース