丸全昭和運輸は9月26日、関係会社の鹿島タンクターミナルが鹿島臨海工業地帯で初の一般企業向けケミカルタンクターミナルを竣工したと発表した。
<鹿島タンクターミナル>
10月1日から営業を開始する。
接岸ドルフィンは危険物専用として内航タンカー及び1万5000DWT級の外航タンカーの接岸が可能。大量の液体貨物(ケミカル、危険物等)を搬入、貯蔵することができる。
貯蔵タンクの一部は、加温保温などの温度管理が可能。貯蔵した液体貨物は、敷地内のローリー充填所、ドラム充填場で充填することが可能。また近隣の工場には、パイプラインによる払い出しも可能としている。
また、敷地内に危険物倉庫を併設し、ドラム充填後の危険物を保管することが可能。貯蔵タンク、危険物倉庫は保税蔵置場となるので、輸出入貨物の取扱も可能だ。
自社ネットワークによるトラック輸送やローリー輸送の他、ISOタンクコンテナによる複合一貫輸送など、安全で最適な輸送サービスを提供する、としている。
丸全昭和運輸/千葉県柏市に危険物倉庫を開所 柏ICから30分