三井造船は10月18日、提携会社であるアイ・エス・ビーが、マーシャル諸島共和国より、463トンの上陸用舟艇型貨客船1隻を受注したと発表した。
日本政府の無償資金協力(ODA)による「国内海上輸送改善計画」に基づくもの。
マーシャル諸島海運公社が保有し、主に建設資材や建設重機等の輸送に利用されていた上陸用舟艇型貨客船が昨年、事故により航行不能となり、重量貨物等の輸送手段が失われた状態にあることから、緊急に代替船が必要とされていたもの。
本船の供与により、同国の生命線である貨物及び旅客の海上輸送能力が回復することで、安定的な海上輸送力の維持に寄与することが期待される、としている。
■今回受注した貨客船の主要目
全長:44.10m
長さ(垂線間):40.00m
幅(型):10.80m
深さ(型):3.00m
総トン数:463トン
載貨重量トン数:300トン
最大搭載人数:62人(乗客:50人、乗員:12人)
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