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帝国データバンク/中国進出企業の2割弱が中国以外へ進出意向

2012年10月23日/生産

帝国データバンクは10月22日、「海外への進出・拠点拡大の意向有無」、「進出国・地域」などについて企業に調査を実施し、約4割の企業が海外進出の意向あり、中国進出済み企業の2割弱が中国以外の国・地域への進出意向ありと発表した。

回答のあった1851社(回答率30.9%)のうち、海外進出の意向がある企業は37.2%(689社)だった。

「拠点拡大の意向あり」と回答した539社に海外拠点の拡大先をたずねたところ、「インドネシア」が選択率16.9%でトップ。次いで「中国」(14.8%)、「ベトナム」「タイ」(13.9%)の順となった。

中国進出済み企業311社のうち、18.0%が中国以外の国・地域へ拠点を拡大する意向があると回答。全体の2割弱が中国以外の国・地域への進出意向があり、国・地域別では、「タイ」(39.3%)、「インドネシア」(30.4%)、「ベトナム」(25.0%)の順に高い選択率となった。

業種別では、海外進出の意向がある689社のうち、意向割合が最も高い業種は「製造業」(40.3%)だった。「サービス業」も35.8%にのぼり、内需型企業においても海外進出意向がうかがえた。

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