インフォアは1月16日、物流管理ソリューションの最新版「infor SCE 10.2」を発表した。
<infor SCE 10.2の管理画面>
<ジョン・バミュデス バイスプレジデント>
発表に先立ち、プロダクトマネジメント部門のジョン・バミュデス バイスプレジデントは、総売上高28億$、5期連続2ケタのライセンス売り上げ増を達成、さらには2010年に30だった新製品の数は2012年には102に拡大したなど現在のインフォアの概要を説明。
新商品については、「infor SCE 10.2は、物流管理ソリューションにERP機能を追加することで、バックオフィスで管理していたものを現場で簡単に管理できるようにした」と紹介した。
<ヴィシャル・ミノチヤ シニアプロダクトマネージャー>
SCE部門のヴィシャル・ミノチヤ シニアプロダクトマネージャーが、「infor SCE 10.2」の具体的な新機能等を説明。
「infor SCE 10.2」は、複雑な倉庫管理と輸送管理をさらに簡素化。主要な業界向けの機能として、モバイルと音声機能の拡張、他社製のアプリケーションにも対応するinfor IONのERPへの統合など、100を超える新機能を追加した。
なかでも、サプライチェーンの実行に関わる戦略的、戦術的、業務的な機能を統合することで、物流ニーズを簡単に管理できるソリューションとしている。
<植木貴三常務執行役員>
インフォアジャパンの植木貴三常務執行役員は、日本市場への展開として、「2013年はこの商品を広く広めていきたい。日本市場では5社から10社をめどに、拡販を図り、顧客の声をフィードバックしていきたい」と語った。
なお、「infor SCE 10.2」は、グローバル対応で、世界10か国語に対応している。