三菱倉庫が4月30日に発表した2013年3月期の決算は、売上高1922億6000万円(前年同期は5.6%減)、営業利益123億500万円(1.8%減)、経常利益145億2600万円(0.1%増)、当期利益85億9100万円(13.6%増)だった。
物流事業は、医薬品、紙製品等の取扱が堅調に推移したが、コンテナ貨物の取扱減少、輸出入貨物の取扱減少等により、売上高は1553億2200万円(1.9%減)。
営業費用は、貨物取扱量の減少に伴い作業運送委託費が減少と施設賃借費や減価償却費の減少で、1497億4900万円(2.3%減)となったため、セグメント利益は、55億7200万円(11.0%増)だった。
来期は、物流事業で、倉庫、陸上運送おける配送センター業務の拡大、港湾運送事業と国際運送取扱事業における取扱貨物の回復により、売上高2100億円(9.2%増)、営業利益125億円(1.6%増)、経常利益146億円(0.5%増) 、当期利益8,6億円(0.1%増)を見込んでいる。
三菱倉庫 決算/4~6月の売上高4.2%増、営業利益16.9%減