日本航空が4月30日に発表した2013年3月期決算によると国際線貨物の売上高は504億8300万円(前期比6.1%減)、国内線貨物が250億8300万円(0.2%増)だった。
国際線貨物は、羽田空港の地理的優位性を生かし、生鮮品やエクスプレス貨物を積極的に誘致し、高度な温度管理で医薬品などを輸送するサービス「J SOLUTIONS PHARMA」を展開した。
新規に就航したボストン線、サンディエゴ線においては往路では中国・アジア発の旺盛な需要を復路では海産物などの生鮮品を取り込み収入の極大化を図った。
輸送実績は、有償貨物トン・キロベースで前期比4.9%の増加となりましたが、収入は競争の激化等により減収となった
国内線貨物は、下期以降需要が軟調に推移する中、顧客との関係強化によって生鮮貨物や宅配貨物の需要の取り込みに努め、需要に応じて柔軟に臨時便を運航し、顧客のニーズに応えた。
輸送実績は、有償貨物トン・キロベースで前期比1.2%の増加となり、収入は増収となった。
JAL 決算/3月期の貨物郵便収入、40.7%減の1333億円