山九は5月16日、マレーシアの現地法人山九マレーシアがShell Refining Company(Federation of Malaysia)との間で、ポートディクソン製油所の日常保全業務に関する契約を締結したと発表した。
ポートディクソン製油所は、首都クアラルンプールから約70km南下した場所に位置し、12万5000バレル/ 日の石油精製能力を有する製油所で、山九は約140名の要員で製油所設備等の日常保全作業を行う。
契約期間は4月1日から2016年3月31日までの3年間(3年延長オプション有)で、作業は5月1日に開始している。
製油所での定修工事(SDM)や各種プロジェクトでの山九の施工能力が評価されたことで入札に参加できたもので、入札にはマレーシア国内外から約20社が集まり、数度に亘りプレゼンテーションが行われた。
結果、品質、提案内容共に最も高い評価を得た山九が契約の内示を得たもの。この案件は山九グループとしてサウジアラビアのジュベール製油所に続く、非日系企業との大型日常保全業務契約となる。