日本郵船は8月19日、経済広報センターに協力し、「教員の民間企業研修」として、東京都杉並区教育委員会から小・中学校などの教員9人を受け入れたと発表した。
<研修の様子>
この研修プログラムは、学校の夏休み期間を利用して教員の方々に実際の企業の人材育成、環境問題の取り組みなどについて理解を促進し、その体験を子どもたちに伝えることで今後の学校運営に生かすことを目的に実施している。
8月14日から3日間行われた研修では、会社概要や人材育成制度の紹介などの座学、不定期船業務を体感するグループワークや運航採算を計算するグループワークを通じて海運業について具体的なイメージがつかめるプログラムを多く取り入れた。
東京コンテナターミナルや操船シミュレーターなど最先端の現場を実感してもらうとともに、日本郵船歴史博物館、日本郵船氷川丸の見学を通じてその歴史に対する理解を深めた。