東芝グループは9月4日、2013環境レポートを発行し、製品輸送にともなうCO2排出量の削減で、2012年度は2010年比で10%削減したと発表した。
2012年度は、輸送時での積荷集積率の向上、モーダルシフトの拡大、物流拠点再編による輸送距離削減など、輸送時のエネルギー削減施策に取り組んだ。
その結果、CO2排出量原単位を2010年度比で10%削減し、2012年度の目標を8%上回った。
今後も、取り組みを続け、2015年度に2010年度比で5%のCO2排出量原単位の改善をめざして製品輸送時のCO2排出量の削減を推進していく。
東芝ロジスティクスはロシア シベリア鉄道利用によるモーダルシフト(PC製品)を推進している。
ロシアへの輸送で従来はリードタイム短縮のため、航空輸送を利用していたが、輸送CO2排出量が大きい事が課題となっていた。
シベリア鉄道による輸送に転換(モーダルシフト)し、長距離鉄道輸送に耐えられるユニット包装も新たに開発、従来より輸送CO2排出量をPC1台あたり23㎏削減することができたとしている。
鈴与/CO2 排出量シミュレーションシステムWebサイトで公開