三菱ふそうトラック・バスは10月29日、国土交通省にふそうスーパーグレートのリコールを届け出た。
不具合は原動機(燃料噴射装置)。
燃料ホースから溶け出した亜鉛が軽油中の成分と反応して生成された化合物によって燃料噴射装置の内部バルブが固着する場合があるため、エンジンの異音、白煙の発生、エンジン制御システム異常の警告灯点灯、マフラー内に溜まった燃料の発火などが生じ、最悪の場合、エンジンの始動不良や吹け上がるおそれがある。
リコール対象車の台数は計1万3564台。不具合の件数はこれまでに計159件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001016639.pdf