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アルプス物流 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益11.9%減

2024年07月30日/決算

アルプス物流が7月30日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高305億4700万円(前年同期比5.9%増)、営業利益12億5100万円(11.9%減)、経常利益14億400万円(23.3%減)、親会社に帰属する当期利益8億3500万円(19.1%減)となった。

電子部品物流事業の売上高160億6400万円(3.8%増)、営業利益5億2900万円(40.2%減)となった。

この事業の主要顧客である電子部品業界においては、車載関連の生産は比較的堅調に推移している。産機用部品では、設備投資の低迷などを背景に総じて低調に推移、パソコン、スマートフォンなどの民生機器、情報通信機器関連は、新興国を中心に一部で需要の回復が見られた一方、北米・日本などでは需要が停滞した。

第1四半期連結累計期間では、航空輸送貨物の海上輸送へのシフトなどによる航空貨物の減少、生産停滞などによる既存貨物の取扱量減少など厳しい環境となったが、新規顧客への拡販活動などに注力し売上高は増収となった。利益面では、生産性向上に取り組む一方で、新倉庫立ち上げに伴う一時的な費用の発生、労務費、賃借料などの固定費増加の影響もあり減益となった。

消費物流事業の売上高は、76億3900万円( 6.7%増)、営業利益4億8200万円(39.2%増)となった。

なお、2025年3月期の連結業績予想は、2024年5月9日付で公表した「LDECによるアルプス物流株券等に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨並びに資本業務提携のお知らせ」のとおり、LDECによるアルプス物流の普通株式等に対する公開買付け及びその後の一連の手続により、アルプス物流株式が上場廃止となることが予定されている。アルプス物流は上場廃止を前提とした業績予想の策定は行っていないため、2025年3月期の連結業績予想は記載していない。

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