郵船ロジスティクスが10月31日に発表した2014年3月期第2四半期決算は、売上高1994億5000万円(前年同期比23.3%増)、営業利益15億3800万円(24.5%増)、経常利益18億9700万円(7.0%減)、当期利益2億8200万円(79.0%減)となった。
日本の航空事業は、輸出で生産拠点の海外移転や海上貨物へのシフトもあり荷動きは低調に推移し、取扱重量は前年同期比17.4%減となった。
輸入は、第2四半期に入り自動車関連品等の取扱いが増加したが、取扱件数は前年同期比0.1%減となった。
海上事業は、輸出が自動車関連品等のスポット貨物の取扱いがあったが、全体的に活況感に欠ける状況が継続し、取扱実績(TEU)は前年同期比4.0%減となった。
輸入は衣料品等の堅調な取扱いがあり、取扱件数は前年同期比9.4%増となった。
米州の航空事業は、輸出で医療機器関連品等の出荷が堅調に推移し、取扱重量は前年同期比2.2%増となった。
輸入は自動車関連部品や航空機関連品等の取扱いがあったが、スポット貨物の減少もあり取扱件数は前年同期比1.4%減となった。
海上事業は、輸出で自動車関連部品等の荷動きが堅調であった事に加え、ブラジル法人の連結効果もあり、取扱実績(TEU)は前年同期比70.6%増となった。輸入はアジアからの消費財関連等の取扱いがあり、取扱件数は前年同期比7.9%増となった。
通期は、売上高4000億円(18.0%増)、営業利益45億円(171.3%増)、経常利益48億円(74.9%増)、当期利益15億円(34.1%増)を見込んでいる。
近鉄GHD 決算/国際物流の売上高3.2%増、営業利益24.6%減