TNT Expressは11月1日、2013年第3四半期決算を発表した。
2013年第3四半期決算の売上高は16.21億ユーロ（前年同期比6.6％減）、営業利益は0.09億ユーロ（前期は0.62億ユーロを計上）。
調整後売上は17.04億ユーロ（1.8％減）、調整後営業利益は0.54億ユーロ（0.64億ユーロ）。
欧州と南北アメリカ、アジア・中東・アフリカ（AMEA）では業績が改善した。
欧州主要国（ベネルクス諸国、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アイルランド）と太平洋（オーストラリア、ニュージーランド、太平洋のその他の国々）では、厳しい貨物取扱状況を反映し低迷した。
決算区分別では、太平洋では、貨物当たりの重量が著しく低くなり、コストが上昇したことで悪影響を受けた。アジア・中東・アフリカでは、全部門で前年より好調に推移した。
欧州主要国では、収益率の圧力を受けながらも、徹底したコスト管理を実施。その他欧州と南北アメリカでは、顧客ミックスによるプラス影響を受け、引き続き業績が改善した。
